漫画論文大会を開くきっかけについて

まずなぜ我々が漫画論文大会を開こうと思ったのか、それは大きく分けて二つ意味があります。
まず、漫画は果たしてどんなジャンルに属するのか考えたとき、文学や美術の両方を備えたいわば特殊な分類を持っているのではと考えたからです。ですからたかが漫画といえどもちゃんと客観的考察により、漫画の背景や技法、そこから生まれる。考察を吟味することは、ある意味漫画をただの娯楽として考えるのではなく、しっかりとした体系的な研究材料のひとつとなると考えたからです。また今まで漫画を題材にした本は出回っているのに、どんなにすばらしい内容でもただ消費されてしまっている。そんな悲しい出来事があってはいけないと考えたからです。人それぞれ捉え方はあるでしょうが、それを以下に客観的事実からひとつの答えに持ってくるのか、そんな考えでこのような大会を開くことにしました。
そして二つ目の理由としては、やはりアニメ大国日本といわれるのに何ゆえ誰もそこへは大きく目を向けないということに疑問を感じたからです。サッカーやスポーツなどは国を挙げて応援するのに、漫画の場合は「勝手にやってくれ」という風潮が目立つからです。
しかし現在日本は工業においても自動車、IT関係も中国やアメリカに追い抜かれてしまおうとしている状況は普段のテレビからも一目瞭然です。ですから今日本に必要なのは真に新しい要素ではではないでしょうか?世界の誰もが目を向けなかったことそれを我々の手で立ち上げるのです。
そして世界に漫画やアニメの革命を我々の手で行うのです!ちょっと大げさと思うかもしれませんが、そんなことはないと思います。もはや漫画やアニメは新しい学問の一部として追及されることは目に見えています。この大会は我々の大学生活の軌跡や思い出のひとつとして片付けるのではなく、もはや歴史の功績のひとつとなるのです。ですからみなさん、いろいろと大変なこともあるかもしれませんが、どうか漫画論文大会を成功させましょう!!
そして我々を歴史の1ページに刻もうではありませんか!!
それでは簡単ですがこの辺できっかけについてお話は終わります。